【DIY記録】バイクガレージの外壁づくり|まずはレンガの土台から

リノベーション

こんにちは、Kentaです。

築75年の古民家を美容室にリノベーションしてから約3年。
その隣にあるもうひとつの納屋を、**「バイクガレージ兼趣味の基地」**にDIYでリノベーション中です。

今回から、バイクガレージの外壁づくりの記録を少しずつ綴っていきたいと思います。
まずはその**「レンガの土台」編**から。


暮らしを、自分の手でつくるということ

家を建てるプロではない僕が、納屋を直して、今度はガレージまでつくっている。
こんなふうに書くと、なんだか立派な話に聞こえるかもしれません。

でも実際は、「やってみたい」という気持ちと、コツコツ手を動かす時間の積み重ねです。
それでも、自分の手で暮らしを形にする感覚には、何ものにも代えがたいものがあります。

そしてこれは、「壊して捨てる」から「手をかけて活かす」へ。
そんな暮らしの転換でもあると感じています。


バイクガレージの壁は、古材+レンガの組み合わせで

ガレージの外壁には、古材とレンガを組み合わせることにしました。

  • 足元はレンガでしっかりと土台を固める
  • その上に古材で壁を張る

レンガの風合いが入ることで、全体に少しヨーロッパの納屋っぽい雰囲気が出せたらいいな…という小さな憧れも込めて。


Before → After

Before

After


まずは「レンガの土台」づくりから

ここから実際の作業に入ります。

① 地面の整地

まずは地面をならし、砕石を敷いて転圧。
こうすることで、モルタルが安定しやすくなります。
水はけも良くなり、施工後にレンガが浮いたり傾いたりするリスクを減らせます。


② 水平をとる

最初にきちんと水平を取るのが肝心。
ここでズレると、あとからどんどん歪んでいきます。

水平器を使って、何度も確認しながら慎重に土台をつくっていきました。


③ モルタルを練って、レンガを一つずつ積む

使用したのは、水を加えるだけで使えるインスタントモルタル(速乾タイプ)。
天気と相談しながら、必要な分だけその場で練って、コテで丁寧に塗っていきます。

ここで本当に助けられたのが、モルタル撹拌機(ミキサー)
バケツに材料と水を入れて、スイッチひとつで一気に混ぜられるので、手で混ぜるより断然早くて、ムラも出ません。


※ちなみに、DIY初心者こそ撹拌機はおすすめです。
僕も最初は手で混ぜてましたが、すぐに腰が悲鳴(笑)
これがあったから、作業がテンポよく進んだし、何より**“もうちょっとやってみよう”って思える余裕**が生まれました。

レンガは、ゴムハンマーで微調整しながら水平に揃えつつ、ひとつひとつ丁寧に積んでいきました。


④ スポンジで表面のモルタルを拭き取る

積み終わった後は、濡らしたスポンジでレンガの表面についた余分なモルタルを拭き取ります。
これをやっておくと、仕上がりがグッときれいになります。
特に乾く前にサッと拭くのがポイントです。


今回使った材料と道具

  • レンガ(アンティーク調・赤)
    → ホームセンターで1個あたり約150円。約140個使用で、合計 約21,000円。
  • インスタントモルタル(速乾タイプ)
    → 水で練るだけの手軽さがありがたい。複数袋使用。
  • モルタル撹拌機(ミキサー)
    → 作業効率と仕上がりに直結する、頼れる相棒。
  • トロ箱
    → 水にレンガを浸して吸水させるために使用。
  • バケツ
    → モルタル練り用として複数用意。撹拌にも使えて便利。
  • スポンジ
    → 最後の仕上げ用。モルタルの余分をきれいに拭き取るのに必須。
  • 水平器・ゴムハンマー・コテ・砕石など

暮らしをレンガのように積み重ねていく

建築のプロではない僕にとって、一段のレンガを積むのに何度も立ち止まりながらの作業でした。
でも、そのひとつひとつが、暮らしを「自分の手でつくっている」という実感につながっています。


📚 最後に:独立やDIYに踏み出す人へおすすめの一冊

僕がDIYや独立の道に向かうなかで、背中を押してくれた本があります。
それが、西野亮廣さんの著書『夢と金』です。

やりたいことがある。でも踏み出せない。
そんなとき、この本は行動とヒントをユーモアを交えて、大切なことを教えてくれました。


次回予告 🪵 「古材の壁をつくる」

今回つくったレンガの土台の上に、いよいよ古材を使って外壁を張っていきます。
どんな風合いになるのか、自分でもワクワクしながら進めています。
次回もお楽しみに!

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