― 外付けスイッチのビス隠しDIY(後編)―
前編では、
陶器のトグルスイッチを外付けで使うために、
古材で木箱を作った。
古材というか今回は余った廃材なのですが…
角をルーターで整え、
ブライワックス(アンティークオーク)で色を入れることで、
箱としての形はほぼ完成。
(ブライワックスが古材感をだしてくれます)
スイッチとしては、もう問題なく使える。
動作も、見た目も、悪くない。

ただ、
実際に壁へ取り付けてみて、
ひとつだけ気になるところが出てきた。
壁に取り付けると、ビス穴が目に入る

外付けスイッチなので、
どうしても壁に固定するためのビス穴が見える。
機能的には、まったく問題ない。
使えるし、誰かに指摘されるわけでもない。
でも、
・陶器の白
・真鍮のトグル
・古材の表情
その中に、
「いかにも固定しました」というビス穴があると、
どうしても作業感が残る。
今回は、
最後まで納得できる形にしたいと思った。
ビスを隠すために選んだ素材は「鉄」
ビス穴を隠すために選んだのは、
木でもなく、樹脂でもなく、鉄。
少し無骨で、
古材とも相性がいい素材。
Ⅼ字バーを用意して、
グラインダーでサイズに合わせてカットする。

寸法はきっちり出しすぎない。
角も少しだけ落として、
ピシッとしすぎないようにした。

留めるのはビスではなく、真鍮の画鋲
次に考えたのは、
この鉄プレートをどう留めるか。
ビスで留めると、
また新しい「ビス問題」が出てくる。
そこで使ったのが、
真鍮の画鋲。

小さいけれど、
しっかり存在感があり、
陶器のトグルや真鍮パーツとも相性がいい。
「隠す」ためのパーツだけど、
あえて見せる留め方にした。


完成|ようやく納得できる形になった
これで、ようやく完成。

スイッチとしての完成は前編。
空間としての完成は、この後編。
・陶器
・古材
・鉄
・真鍮
異なる素材を組み合わせても、
ケンカせず、ひとつにまとまった。
ビス穴は消えたけれど、
手をかけた跡は、ちゃんと残っている。
DIYは「どこまで気にするか」を決める作業
正直に言うと、
ビス穴は見えていても困らなかった。
でも、
毎日目に入る場所だからこそ、
自分が納得できる形にしておきたかった。
DIYは、完璧を目指すことじゃない。
どこまで気にするかを
自分で決められること。
それが、
手を動かす楽しさだと思っている。
小さなスイッチにも、storyを
スイッチは、毎日必ず触るもの。
だからこそ、
少し手をかけるだけで、
暮らしの見え方は変わる。
・高い材料じゃなくても
・難しい加工じゃなくても
・自分で考えて手を動かしたという事実だけで
空間には、ちゃんとstoryが残る。
これで、
陶器のトグルスイッチDIYは本当の完成。
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