築70年の納屋をバイクガレージにリノベーション中。
今回は、ボロボロだった内壁を「ガルバリウム波板」で張り替えた工程を紹介します。
古い木の質感を残しながら、無骨でヴィンテージ感のある空間を目指しました。
Before:内壁の状態

もともとの内壁は、板が割れて穴があいている状態。
年月を感じる味わいはあるけれど、このままでは埃も入りやすく、バイクを置くには少し厳しい状態でした。
枠づくり

まずは波板を固定するための木枠を組みました。
古い建物なので柱のゆがみがあり、水平や垂直を取るのが少し難しかったですが、
構造を見ながら調整していくのもDIYの面白いところです。
波板を張る準備

今回使ったのは、軽くて丈夫な「ガルバリウム波板」。
1枚ずつ位置を決め、重ね幅を確認しながら仮止めしていきます。
波のラインを揃えることで、仕上がりの印象がぐっと良くなります。
カット作業

端の部分は、グラインダーでカット。
火花が出るので、まわりの木材を焦がさないよう注意しながら作業しました。
切断後はバリを軽く削って整えています。
貼り付け完了

波板をすべて固定すると、一気に空間の雰囲気が変わります。
木と金属の組み合わせが、古い納屋の持つ味わいを引き立ててくれます。
無骨で少し工場のような雰囲気がバイクガレージにぴったりです。
ビス打ちの工夫

本来は波の“谷”部分にビスを打つのが正しいのですが、
今回は「飾り壁」なので、見た目と作業のしやすさを優先して“山”の部分に打ちました。
完璧じゃなくてもいい。自分で考えて作ることが一番の楽しみです。
まとめ
ガルバ波板を貼るだけで、古い納屋の印象がガラッと変わりました。
光が当たる角度によって金属の表情が変わり、時間帯によって違った雰囲気を楽しめます。
次回は、壁の続きを仕上げながら、ガレージ全体を整えていく予定です。
壊すより、活かす。
古い納屋に新しい命を吹き込むリノベーションは、暮らしを自分でつくる小さな冒険です。
今回使った道具たち…



コメント