🚽【DIY前編】トイレを“タンクレス風”にリノベ!

DIY
木材でタンクを隠して“タンクレス風”に仕上げたトイレ。DIYならではのやさしい雰囲気に。

木材でタンクを隠すだけで、驚くほどスッキリ見える空間に。

少しだけ道具を揃えて、ちょっと勇気を出せば、家のトイレは自分の手でここまで変えられます。
―プロじゃなくても、グラインダーだって握っていいんです。


Before:昭和レトロなピンクタイルとタンクの存在感

トイレのbefore写真
ピンクのタイルの古いトイレ

トイレ自体はまだ使えるけれど、ピンクのタイルと、どんと構えたタンクの存在感。
どこか“業務用”な雰囲気が抜けず、もう少し空間に温かみを持たせたいと思ったのが今回のきっかけでした。


Step1:天板にタンクの形を型取り

手洗いタンクの形に合わせて天板を型取りしている様子
Screenshot

まずは、タンクの上に天板をかぶせるために、手洗い器部分をきれいにくり抜く必要があります。
慎重にラインをなぞって、吐水口まわりのカーブも含めて型取りしました。


Step2:マルチツールとジグソーでくり抜く

マルチツールとジグソーで木材をくり抜いている所

型取りしたラインに沿って、マルチツールで細かく削り、ジグソーでカット。
この2つの組み合わせなら、曲線も比較的きれいに仕上がります。

💡道具がない人は、糸ノコでもOK。
始点にドリルで小さな穴をあけて、そこから糸ノコで切り進める方法もあります。
少し時間はかかりますが、仕上がりにこだわる人にはおすすめ。
わざわざ電動工具を買わなくても、工夫次第でできる作業です。


Step3:天板&カバー板を設置してタンクを隠す

加工した天板をぴったりとはめ込み、タンクの正面にも板を取り付けてカバー。
この時点でタンクの“生活感”はかなり抑えられ、見た目もグッと引き締まりました。


完成:木とタイルと漆喰でつくる落ち着いた空間へ

木材でトイレタンクを隠してスッキリさせた完成写真

タンクは完全に見えなくなり、天板には小物を置けるスペースも。
漆喰壁との相性もよく、以前のピンクタイルが嘘のように落ち着いたトーンに変身。


このやり方には「リモコン操作」が必須!

タンクレス風にする為に使用しているトイレ壁のリモコン

このDIYでは、タンクのレバーに直接手が届かなくなるため、リモコン操作ができるトイレが前提です。

最近の便座は壁リモコン付きのタイプが多いので、すでに導入している人ならすぐに真似できます。
これからDIYを考えている人は、「リモコンで完結できるタイプか?」を事前にチェックしておきましょう。


まとめ:隠すだけでも、空間はこんなに変わる

トイレをまるごと交換しなくても、“隠す”という視点だけでここまで雰囲気が変わることを実感。
木とタイル、漆喰の質感が心地よく、自分で手を加えたことで愛着もひとしおです。

少しだけ道具を揃えて、ちょっと勇気を出せば、家のトイレは自分の手でここまで変えられます。
―プロじゃなくても、グラインダーだって握っていいんです。


✅ 次回予告:床も壁も“タイルonタイル”で仕上げるDIY!

今回ご紹介した「タンクレス風DIY」は、トイレ空間づくりの一歩目。
次回はこの続きをお届けします。

古いタイルを壊さずに、床と壁の上から新しいタイルを重ね貼り。
いわゆる「タイルonタイル」という方法で、撤去なし・粉塵なしのDIYリノベに挑戦しました。

グラインダーでのカット作業や接着方法、仕上がりまでの全工程を、写真付きで詳しく紹介します。
DIYでここまでできるんだ!という驚きを、ぜひ楽しみにしていてください。

ヒダカケンタ

宮崎で美容室を営んでいるケンタです。
築70年以上の納屋をフルリノベーションして、「Storyのある美容室 goen」を開業しました。

家族4人で暮らす中古の平屋を、自分たちの手で少しずつ整えながら、キャンプ・旅行・バイク・DIY・美容と、“好きなこと”を暮らしに取り入れる日々を楽しんでいます。

このブログでは、
✅ 納屋や屋根裏のDIYリノベ記録
✅ 実際に使ってよかった道具の紹介
✅ 「暮らしを自分でつくる」喜びとリアル
を発信しています。

好きなことに手をかけて、小さくても“自分らしい物語”を紡いでいきたい。
そんな想いに共感してもらえる方に、ヒントや勇気を届けられたら嬉しいです。
※ 家族旅行で47都道府県制覇に挑戦中。将来はソロバイク旅も計画中です!

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