石膏ボードには専用ビスがあるって知ってましたか?
DIYで石膏ボードを張るとき、意外と見落とされがちなのが「ビス選び」。
普通の木ネジやコーススレッドでも留められなくはないですが、石膏ボードには“専用のビス”があります。
僕が実際に使っているのは、「石膏ボードビス 3.9×28mm」。
見た目は一見普通のビス。でも、使ってみるとその違いがよく分かります。

📌「ラスパート処理でサビに強く、先端も鋭くて割れにくい」
普通のビスと何がちがうの?
1. 長さ
石膏ボード用ビスは、ボードの厚み+下地にしっかり届く長さが選ばれています。
石膏ボードは12.5mmが一般的ですが、天井では9mmボードを使うことも。
このビス(3.9×28mm)は、どちらにも対応できてバランスがちょうどいいです。
とはいえ、場所によっては「もうちょっと長さが欲しいな…」という場面もありました。
どうしても足りないところは、普通のビスで対応したこともあります(笑)
でも、メインで使うのはこれで間違いないと思っています。
2. 割れにくい先端形状
先端が鋭く、石膏ボードに割れを起こしにくい加工がされています。
普通の木ネジだとボードがパキッと割れることもありますが、このビスはスッと入ってくれます。
3. サビに強いラスパート処理
「ラスパート処理」というサビに強いコーティングがされていて、
湿気の多いトイレや洗面所にも安心して使えます。
4. フラットな頭
頭が沈みすぎず、漆喰やパテ処理の際に凹凸が出にくいです。
仕上がりがキレイに整うので、見えなくなる部分こそ丁寧に仕上げたい人にはぴったり。
ビスの使い分け表
ビスの種類 | 適した用途 | 特徴 |
---|---|---|
石膏ボードビス | 石膏ボードの固定 | 割れにくく、パテ仕上げしやすい |
コーススレッド | 木材同士の接合 | 食いつきが強く、抜けにくい |
ステンレスビス | 屋外・水回り | サビに強いが高価 |
僕がこのビスを選んだ理由
DIYで石膏ボードを貼るとき、「なんとなく手持ちのビスで…」ってやりがちですよね。
でも僕は、失敗したくない場所こそ、専用ビスを使いたい派です。
このビスは打ちやすくて、作業中のストレスも少ない。
そして、仕上がりがきれいになる。
特に漆喰や塗装をすると、こういう「見えない差」が効いてくると感じました。
実は…「スクリュードライバー」、ちょっと気になってました
石膏ボードを何十枚も貼っていると、正直インパクトドライバーで1本1本打つのって、まあまあ疲れます(笑)。
最近になって「プロが使うスクリュードライバーってどんなの?」と調べてみたら…
『あ、これ最初から持ってたら絶対ラクだったやつやん』
ってなりました。
もし、また一棟まるごとリノベーションするなら、これは絶対手に入れてたと思います。
でも…インパクトドライバーでも十分やれる!
ここまで読むと「やっぱりプロ用工具を買わないとダメかな…」と思うかもしれませんが、安心してください。
僕自身、インパクトドライバー+ビスアジャスター+石膏ボードビスだけで施工して、
ちゃんと仕上がりましたし、今も満足しています。
インパクトドライバーでやるメリット
✅ すでに持っている人が多い
✅ 他の作業にも使いまわせる(木工・家具づくりなど)
✅ 専用ビットを使えば深さ調整もできる
✅ DIYではコスパ最高の道具

📌「ビスの沈みすぎ・浮きすぎを防ぐ、超便利アタッチメント」
💬 Kentaのひとこと:
プロの道具に憧れはあるけど、「インパクト+ビスアジャスター」でここまでできるなら良いのかなぁと。
道具より、“丁寧にやる気持ち”がやっぱり大事ww
僕が使った&「次は欲しい」と思った道具たち
🪛 石膏ボードビス 3.9×28mm(ラスパート処理)
- 壁にも天井にも使いやすい絶妙な長さ
- 割れにくく、しっかり下地に届く
- パテや漆喰の下地処理に最適
🛠 SUNFLAG ビスアジャスター(BS-65)
- インパクトに装着するだけで、打ちすぎ・浮きすぎを防ぐ
- 深さが一定になって、パテ処理がとにかくラク
- コスパ最強の地味にすごいやつ
🔧 マキタ FS453D(スクリュードライバー)
- プロも使う、ボード貼り専用ドライバー
- クラッチ付きで深さが自動で揃う
- 長時間作業でも疲れにくい設計
おわりに
石膏ボードを貼るとき、つい「どんなビスでもいいや」と思いがちですが、
実際には使うビスや道具ひとつで、仕上がりや作業効率が変わることを実感しました。
もしもう一軒最初から作るなら上のスクリュードライバー買うだろうなぁ。
それだけボードビスを打ち込みました
道具があると早く出来る。
それでも、予算の限りのあるリノベーション
予算をかければキリがない自分の予算に応じてチョイスするべきです。
「見えなくなる場所こそ、丁寧に」。
これからDIYに挑戦する方の参考になればうれしいです!
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