🏠 はじめに|トイレ空間をDIYで生まれ変わらせる
前回の記事では、タンクを隠して「タンクレス風」に見せるDIYを紹介しました。
今回はその続きとなる後編。
床と壁を“タイルonタイル”で施工し、トイレ空間全体を落ち着いた雰囲気に仕上げた記録です。
僕もプロじゃないけれど、コツコツやればここまで変えられました。
最初はわからなくて当然。失敗しながら学ぶのもDIYの魅力です。
Before|レトロなピンクタイルのトイレ

元の状態は、昔ながらのピンクタイルで統一されたレトロな空間。
どこか懐かしさはあるものの、生活感や古さが気になっていました。
タイルonタイルとは?|壊さず貼る、手軽な工法
タイルonタイルとは、既存のタイルを剥がさずに、その上から新しいタイルを貼る施工方法です。
✅ メリット
- ゴミが出ない、騒音が出にくい
- DIY初心者でも施工しやすい
- 見た目が一気に変わる!
⚠ 注意点
- 下地はしっかり清掃・脱脂しておく
- 凹凸のあるタイルは向かない場合も
使用した接着剤:タイルエースPro(セメダイン)

今回使用したのは、セメダインの「タイルエースPro」。
内外装対応の弾性接着剤で、タイルonタイルにも対応しています。
👉 実際に使った感想
- 想像以上に粘着力が強い
- そのぶん伸びが少なく、塗り広げにコツが必要
- 手につくと大変なので手袋必須
コテは「くし目タイプ」で施工性アップ

「くし目コテ(8mm)」を使えば、接着剤を均等に塗り広げやすくなります。
DIY初心者でも圧着ムラを防ぎやすいのでおすすめ。
コテ板には養生テープを張るのがポイントです。
中々洗っても落ちないです…
壁から貼る|作業工程の様子

まずは壁から貼っていきました。
スペーサーで目地を均等に保ちつつ、上から圧着するイメージ。
床タイルは滑り止め付きで安全性UP

床面には滑り止め加工のある大判タイルを使用。
壁とは質感を変えて、より落ち着いた印象に仕上げます。
✅ ポイント
- 事前に床の水平チェックが重要
- 排水の傾斜を邪魔しない配置が◎
目地材で仕上げる|道具と手順

使用した道具:
- ゴムベラ(ヘラ)
- スポンジ
- ステンレスボウル
- 目地材
目地材を入れて、乾いた後にスポンジで拭き取り。
白い目地がタイルを引き立ててくれました。
失敗もありました|タイルが1cm下がった話

実は何度貼り直しても、1cmほどタイルが下がってしまう箇所がありました。
考えられる原因:
- 接着剤の粘度が高く、乾燥中に滑った
- 固定のための支えがなかった
でも、
完璧じゃなくてもいい。
DIYだからこそ、そのズレも“味”になる。
完成|Before → After

白壁 × グレーのタイルで、清潔感と落ち着きを両立した空間に生まれ変わりました。
「自分でつくった」という満足感は、何よりのご褒美です。
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